ダイエットを始めるなら 断然「冬」
冬は何かと億劫になりがちですよね。
寒いとなかなか眠気が抜けなかったり ネガティブな思考になりやすかったり…
最近では冬型のうつ病なんてものがあるくらいで、何かと気分が沈んでしまう季節です。
「冬場に運動なんて寒いし…気乗りしないなぁ」
「少し暖かくなってきてから頑張ろっと」
そのお気持ち、お察しします…
でもどうか重い腰を上げていただきたい。
決して頑張る必要なんてありません。
むしろダイエットを始めるなら断然「冬」がオススメなんです!
では、その理由をサクッとご紹介します◎
冬の方が基礎代謝が高くなる!
いやいや、寒いんだから代謝は下がるはずでしょ?
そうイメージされる方も多いかと思いますが、実はこれ逆なんですよねー。
人間の体には、外的な変化にとらわれず 体内の環境を一定に保とうとする機能が備わっています。
これをホメオスタシス(生体恒常性)といって
この機能が働くことによって、カラダは体温を一定に保とうとするのです。
気温の低い冬場は体温も低くなりがち。
そこで カラダは体温を上げようと せっせと頑張るわけですね。
体温を上げるには沢山のエネルギー(カロリー)を燃やす必要があります。
つまり、冬場は何もしなくたって余分にエネルギーを燃やしてくれるというわけなんです!
いま一度 基礎代謝についてのおさらい
基礎代謝とは 体を維持するのに必要な最低限のエネルギーのこと。
1日の消費カロリーの実に75%は この基礎代謝によってまかなわれています。
体温が 1℃上がるとその基礎代謝は13〜15%もアップするとされています。
この値は案外バカにならないですよねー。
例えば 基礎代謝が1300kcalの人だったら
1日で約195kcal 1ヶ月にしたら約5850kcalにもなります。
仮に運動でこれだけのエネルギーを消費しようとすれば、結構な運動量になって時間も手間もかかります。
知らず知らずのうちに 体が勝手に働いてくれるんですから こんなに嬉しいことはありません◎
要は体温を高く保つことが重要
ホメオスタシスの働きによって代謝が上がることはわかりました。
せっかくなので、体脂肪燃焼モードにさらに拍車をかけていきましょう!
代謝を高める食生活を◎
食べ物には体を温めるものと冷やすものがあります。
その原理は陰陽にあるとされ、マクロビオティックなど東洋の健康法としても有名です。
では、どのように分類されるのか。
体を温める陽性
・冬が旬の食べ物
・地面の「下」にできる野菜
・色は赤やオレンジなどの暖色系
(人参、玉ねぎ、かぼちゃ、レンコン etc…)
体を冷やす陰性
・夏が旬の食べ物
・地面の「上」にできる野菜
・色は白、青、緑などの寒色系
(なす、トマト、きゅうり、ほうれん草 etc…)
ざっくりとですが、このように理解していただけるといいかと思います。
気温が高まる夏は体に溜まった熱を外に出すように、逆に冬は体を温めるようにと
旬の季節の物を旬に食べることは、とても理にかなっているんですね。
冬場は根菜類が旬とされています。
そしてこれらの根菜類は総じて体を温めてくれる食べ物です。
ねぎ・生姜・ニンニクなどの薬味を加えるのもいいですね。
ぜひこのような食材を食事に取り入れてみてください!
それと、せっかくなので+αとして意識したいのは「毎日体温を計ること」です。
「今日はちょっと熱っぽいなぁ」
「今日は体温低めだから 温かい物食べよっと」
このように自分の体温を数値化することによって 体調管理もしやすくなりますよね。
体温を計るタイミングですが、おすすめは1日のうち最も安静した状態「朝」です。
毎朝 目が覚めた時に体温を計る習慣を取り入れてみてください。
冬場に始めるダイエット
そんなに難しいものではないですよね。
夏を向かえる頃には 憧れのボディに近付いているはずですよ◎