30代からのヘルスコンシャスライフ(仮)

つまり「美容」とか「健康」とか 「ダイエット」とか・・・

あなたの身近にも潜んでる… 添加物のあり方・捉え方

 

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「今日の夕飯何にしよう?」

「明日のお弁当の材料買ってこなくちゃ!」 

日常的にスーパーやコンビニに行く機会は多いですよね。

そこで売られている肉や魚、野菜にジュースといった飲み物に至るまで

あらゆるものに含まれているもの。それは「添加物」

あなたは普段の生活で、この添加物の存在をどのくらい意識していますか?

 

例えば、食品の添加物にはこのようなメリットがあります。

見た目をよくし風味を一定に保ちやすい

保存性が高まり廃棄などが減る

価格が安定しコストカットに繋がる などなど

たしかに、こういった恩恵を受けていることも確かですね。

「人の健康を損なう恐れがなく、かつ消費者へ何等かの利点を与えるもの。

安全性と有効性が科学的に立証されるもの」

これが食品添加物の原則と言われています。

しかし、その実態は果たしてどうなのでしょうか?

 

そもそも添加物とは、高度経済成長期以降の

モノが大量生産されるようになったことによって普及したものです。

ひと口に添加物と言ってもいろいろあって

人工的に作られた「合成添加物」(化学調味料など)

一方、天然由来のものから作られる「天然添加物」(一部の色素など)というのもあります。

その使用用途は食品に限らず、医薬品や生活用品、化粧品に至るまで様々なものに使われています。

食べ物を例に身近なものを挙げてみると

ソルビン酸カリウム

→コンビニ弁当などに多く見られる保存料

亜硝酸ナトリウム

→加工品などの見た目をよくする発色剤

アスパルテームアセスルファムK

→ノンカロリー系のものによく見られる甘味料。その甘さは砂糖の数百倍!

マーガリン、ショートニングなど

→サクサクとした食感を出し、バターの代用品としても使用されます。

 

その他

酸化防止剤、防腐剤・防カビ剤、着色料、乳化剤、増粘多糖類 などなど

挙げるとキリがありません。

 

国はこの添加物の安全性・有用性をうたっていますが

しかしその一方で、添加物による健康被害が問題視されています。

では、具体的に添加物の何が「悪」とされているのでしょうか?

 

発がん性がある

多くの添加物には発がん性があるということが証明されています。

日本人の死因 第1位は「がん」です。

その数は人口の約3分の1。

つまり、3人に1人は「がん」で亡くなっているということです。

生活習慣やストレスなど様々な要因が考えられる「がん」ですが

添加物を含む食生活が少なからず関係していると僕は考えます。

 

日本で認可されている添加物の種類は約1500品目

食品添加物に限っていうと

・日本 351品目

・アメリカ 133品目

・ドイツ 64品目

・フランス 32品目

 

「・・・・・・・」

 

ざっと計算してもアメリカの2.6倍、そしてヨーロッパのなんと6倍!

日本ではOKだけど海外ではNGのものがあるなんておかしいでしょ?

これじゃ添加物大国なんて揶揄されても仕方ない。

日本は添加物に対する基準が甘いとしか言えません。。

 

アレルギーの発症

これも問題視されていますね。

蕁麻疹や喘息、アトピー性皮膚炎といったアレルギー症状

これらは添加物によってもたらされているかもしれません。

症状をやわらげ発症させないために一番いいのは、摂取しないことです。

アレルギーの症状が出る食材などをメモしておくといいでしょう。

 

味覚(味蕾)の働きが低下する

味覚とは、舌や喉の奥にある味蕾と呼ばれる感覚受容体が、脳に情報(甘いとかしょっぱいとか)を伝える事によって感じるものです。

年を重ねるごとに味蕾は減少していくのですが、添加物の多い食事はこのサイクルを早めてしまいます。

味蕾というのは新陳代謝がとても活発な受容体です。

その味蕾ですが、亜鉛が不足すると新陳代謝がスムーズに行われなくなってしまいます。

そして食品添加物には、その亜鉛の吸収を妨げてしまう働きが

つまり、味覚の低下を招いてしまうのです。

これは大人だけでなく、子供にも多く見られる症状と言われています。

濃い味付けや刺激的な味に惹かれる方は要注意です。

  

このように、人体に及ぼす影響は多いと言えそうですね。

では、食品添加物を避けるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

加工食品やインスタントのものは食べない

保存性を高めるために加工品の多くは添加物をたっぷりと含んでいます。

カップラーメンや缶詰、最近よく見るカット野菜なんかもそうですね。

食材を選ぶにしても、できれば自然の形に近いナチュラルなものを。

 

食品ラベルなど原材料を見る癖をつける

上記の食材選びのポイントに繋がってきますが、これだけでもリスクを下げることができます。

「なんかよくわからない…」っていう難しいカタカナが並んでいたら注意が必要です。

 

それでも食品添加物を取りますか?

現代社会では、そのすべてを避けるのは至難の業でしょう。

ならばそれを理解した上で自分自身で取捨選択することが大事です。

それには正しい知識が必要です。

しかし、その全てを覚えるのは大変ですよね。

ならば、知識とはいかないまでも、関心を持つだけでも全然違います。

添加物は、その実態が見えないからこそ注意しないといけません

「安全だって言ってるし大丈夫だよねー」みたいな考えは実に安直です。

飽食の時代とも言われ、スーパーやコンビニ、ファストフードといったお店で安価なものが流通していますが、それには必ず何か理由、つまり「裏」があります

食べることによって起こるリスクをきちんと理解しましょう!