30代からのヘルスコンシャスライフ(仮)

つまり「美容」とか「健康」とか 「ダイエット」とか・・・

今年も花粉の季節がやってきた①

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花粉症

このフレーズを耳にする機会がだんだんと増えてきました。

「毎年この時期が来ると憂鬱…」という方も多いのではないでしょうか。

僕も数年前まで花粉症に悩まされていましたが

ここ2、3年はほとんどその症状が出なくなりました。

 

そもそもこういった花粉症などに代表されるアレルギー症状

昔はそんなにありませんでしたよねー。

では起源は一体どこにあるのでしょうか。

 

初めて花粉症の事例が報告されたのが1960年代

その後、80年代 90年代で右肩上がりに一気に増加。

それから50年以上たった今、その患者数は推定3000万人以上とされ

実に人に1人が花粉症と言われています。

これはもはや国民病といってもいいでしょう。

 

先の1960年代というのは

建築資材などに使うため 杉の木が盛んに植林されたそうです。

しかし時代と共に海外から安い資材が入ってくるようになり

その結果、当時植林された杉は使われることなくそのまま放置。

手が行き届かないまま成熟し、花粉の量ばかりが年々増えてしまっている状態なのだそう。

花粉症の増加には、こういった時代背景も関係しているかもしれませんね。

 

しかし もっと根本的な問題は

本来スギやヒノキの花粉 それ自体は無害だということ。

実際 花粉症というのは

発症する人もいれば しない人もいるというのがそれを物語っています。

発症するのかしないのか。

そのカギを握っているのは、体を司る免疫機能です。

ならば 花粉を異物だと認識してしまうこの免疫機能に問題があると思いませんか?

 

どこもかしこもピッカピカ問題

日本は「菌」と聞くと何でもかんでも排除してしまうような風潮がありますよね。

手洗い・うがい なんかも徹底的に教え込まれますし

「除菌・抗菌・滅菌」と菌に対して異常なまでの嫌悪感を持ってるように思います。

綺麗にすること自体はもちろんいいのですが

こういった過度な清潔志向は、体の免疫機能を低下させてしまいます。

どこもかしこも綺麗なもんだから

免疫機能もする事がなくて鈍ってしまうんですね。

運動しないと筋肉が落ちてしまったり

喋らないと覚えた英語を忘れてしまうのと同じです。

使われないとどんどん鈍ってしまいます。

良かれと思ってやっていたことが

却って免疫機能の低下を招いてしまうなんて、何とも皮肉ですよね。。

特に幼少期に清潔にし過ぎると、免疫機能が十分に発達せず

将来的に花粉症などのアレルギーを発症するリスクが高まるとも言われているので注意が必要です。

 

アレルギー症状を持つ患者は、先進国に多いとされています。

発展途上国は衛生的・環境的に行き届いていない部分はありますが

アレルギーという概念そのものがないのだそうです。

こういった事実からも清潔にすることが必ずしも最良とは言えなさそうです。

 

今回はここまで。続きはまた次回!