ベジタリアンという生き方③
ちょっと間があいてしまいましたが…
パート1、パート2はこちらです
ベジタリアンの生活を続けて
野菜中心の生活をするようになって1年くらい経った頃でしょうか。
特に意識したわけではありませんが
・身長 173cm → 173cm
・体重 58kg → 50kg
・体脂肪率 13% → 8%
1年で体重は8kg減、体脂肪も5%ほど減りました。
元々そこまで太ってるという感覚はありませんでしたが
日を追うごとに体がアップデートされてる感があって、動きはキレキレ 軽い軽い◎
もちろん実質的に軽くなったというのもあるのですが
なんというか気分的な部分において軽くなったというか。
体重以外に減ったもの
これまた感覚的なものなのですが
ベジを続ける中で筋肉落ちたなぁという感覚がありました。
筋肉を作る上で大事な栄養素といえばたんぱく質ですよね。
ベジの食生活において、そのたんぱく源は豆類や穀物が中心となってきます。
アミノ酸スコアというのをご存知ですか?
この必須アミノ酸は全部で9種類あります。
アミノ酸スコアとは、食べ物に含まれる必須アミノ酸のバランスを数値化したもので
上限を100としたこの数値が高いほど栄養価に優れている食品ということになります。
体内でたんぱく質を合成させるにはこの必須アミノ酸が必要不可欠。
つまりアミノ酸スコアの高いものを摂取することが重要となってきます。
よくこのアミノ酸スコアを表すイメージとして大きな桶が用いられますが
これはどういう意味かというと
その食品に含まれるアミノ酸のバランスが悪いと
どんなに他のアミノ酸スコアが高くても体内に吸収される数値は低い方に引っ張られてしまうということ。
本来100得られるものが極端な話50とか60しか得られなくなってしまうんですね。
肉や魚、卵やチーズといった動物性食品はそのほとんどがアミノ酸スコア100
一方の植物性食品は、畑の肉といわれる大豆でアミノ酸スコアは86
野菜の中で最も高いとされるブロッコリーでもアミノ酸スコアは80です。
つまり植物性食品のみでたんぱく質の全てをまかなおうというのは
かなりの量を食べなければならず、非常に効率が悪いんですね。
食生活に限らずですが、僕は物事に効率を求めます。
こういった経緯からベジタリアンの中でも少し間口を広げ
卵や乳製品、魚はOKといった「ペスコベジタリアン」という食生活にたどり着きました。
もう少し続きます…