腸内環境を整える
腸活なんて言葉を最近よく耳にしますよね。
実際に健康を目指す上で腸は大事な役割を担っています。
今回はその中でも腸内細菌・腸内環境のお話です。
腸内細菌とは小腸や大腸に生息している細菌のこと。
人間の腸内にはこの腸内細菌が無数生息しています。
善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌など)
日和見菌(善玉、悪玉の優勢な方に味方する菌)
作用によってこれら3種類に分類され
健康な人の腸内細菌は 善玉2:悪玉1:日和見7 の割合とされています。
悪玉菌が増えるとどうなるか
腸内環境が悪化し、有害物質や発がん性物質を生成
これらの物質が血液を介して全身を巡ると
便秘、肌荒れ、アレルギー症状の悪化
善玉菌の働き
消化吸収を助け、ビタミンやホルモンを生成
更には免疫力を活性化させ、病原菌を撃退するなど
健康維持に欠かせない機能を担っています。
善玉と悪玉 どっちも必要
「それじゃ悪玉菌無くしちゃえばいいじゃん」
と思われるかとしれませんが、そうではありません。
善玉菌と悪玉菌は日々せめぎ合うことでそのバランスを保っています。
悪玉菌も決して不要な菌ではないんですね。
腸内細菌は入れ替わりが激しい
腸内細菌にも寿命があります。
その期間は1日〜1週間とされています。
これが意味するのは、腸内細菌は常に入れ替わっているということ。
つまりインプットとアウトプットの繰り返しなんですね。
「いっぱい食べて いっぱい出す」が理想
どちらかが滞ってもいけません。
腸内環境が改善されてくると、このサイクルが上手く回り出します。
前述したように、健康な人の腸内細菌の割合は2:1:7
善玉菌優勢の環境に持っていくには、食事から摂取する必要があります。
善玉菌を増やす食べ物
味噌、納豆、漬け物、などの発酵食品
ごぼう、キノコ、海藻類などの食物繊維
バナナ、大豆など善玉菌のエサとなり増殖を促すオリゴ糖を含むもの
これらを積極的に摂取していくことが腸内環境改善の近道です。
ただし 1度にドバッと摂っても意味がありません。
腸内細菌が早いサイクルで常に入れ替わる以上
毎日こまめに摂ることが健康的な腸内環境をキープするのに有用と言えます。
まとめ
腸内環境を整えることは健康の質を上げる第一歩です。
腸内細菌の働きを理解して、体の内側からも綺麗を目指していきましょう!