30代からのヘルスコンシャスライフ(仮)

つまり「美容」とか「健康」とか 「ダイエット」とか・・・

良い油、悪い油って?

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昔は油と聞くとごま油やサラダ油くらいしかパッと思い浮かびませんでしたが

今やオイルの専門店なんてのもありますし、ホントいろんな種類がありますよね。

料理によって使い分けたり、化粧品として使ったりなんてことも。

 

健康的なカラダ作りにおいてオイルは欠かせません。

ちょっと前まで「油は悪」のような風潮がありましたが

時代と共にその健康効果が見直され

今は積極的に取り入れたいものとしての認識が広まっているように感じます。

ただやみくもに摂っても意味がありません。

油には良いものもあれば悪いものもあります。

積極的に取り入れたい良質なオイルとはどのようなものなのでしょうか。

 

油は大きく分けて2種類

飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分けられます。

飽和脂肪酸肉や乳製品に多く含まれ

不飽和脂肪酸植物や青魚に多く含まれる脂肪酸です。

さらにその中で オメガ3 オメガ6 オメガ9 という3つに細分化され

積極的に取り入れていきたいのは

不飽和脂肪酸オメガ3 オメガ9 と呼ばれるものです。

 

取り過ぎ注意とされるものとは?

健康的なカラダ作りに欠かせないオイルですが

場合によっては害を及ぼす種類のものがあるのも事実です。

そのカラダに悪いとされるのは、オメガ6と呼ばれる脂肪酸

多く含まれるのはサラダ油やコーン油などですかね。

市販の揚げ物やお惣菜なんかの油は、ほぼこれに該当します。

オメガ6は必須脂肪酸のひとつ。

体内で合成することができないので、食事から補う必要があります。

オメガ6にはリノール酸というものが多く含まれているのですが

肌の状態を保つ役割を持っていて、適量を摂取するのは必須と言えます。

しかしこれが現代の食生活においては過剰摂取になりがちです。

オメガ6の摂取量が多くなると アトピー、喘息、花粉症 といったアレルギー症状を引き起こすとされています。

 

それとマーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸

こっちはネーミングからしてもうヤバいですよね。。

バターの代用品として

またはサクサクとした食感を出すために主に用いられますが

これらは液体油に水素を添加し科学的に作られた加工品

体はこれをうまく分解することが出来ません。

その結果 体内ではどういったことが起こるか。

悪玉コレステロールが増加し免疫機能は低下、ガンや心臓病といった病気のリスクを高めてしまいます。

しかしこれがまぁよく使われていること。。

スーパーやコンビニに並ぶ食品はトランス脂肪酸の宝庫といって差し支えありません。

特にパンやお菓子の食品ラベルを今度よくご覧になってください。ゾッとしますよ。

菓子パンじゃなくて仮死パンなのでは。。

マーガリンやショートニングが使われる理由にコストの問題があります。

バターに比べると安価ですし

科学的に加工してあるので品質の劣化が少なく扱いやすいというのもあるかもしれません。

この辺は添加物についてまとめた記事があるので、よろしければご覧ください。

 

yutachang.hateblo.jp

 

 

では積極的に取り入れたい良質のオイルとされるものには

どんな種類があるのでしょうか。

 

最も摂りたい脂肪酸「オメガ3」

DHAEPA、α-リノレン酸 この3つがオメガ3と呼ばれる脂肪酸です。

DHAEPA青魚に多く含まれることで有名ですよね。

そしてα-リノレン酸くるみなどのナッツ類

そして近年人気の亜麻仁油やえごま油に多く含まれます。

これらオメガ3の脂肪酸は、生活習慣病を予防する効果やアレルギー症状の緩和

さらには脂肪の生成を抑制し美容効果まで期待できると至れり尽くせり◎

これを取り入れない手はありませんよね!

オメガ3もオメガ6同様 体内で合成することが出来ないため、食べ物から摂取する必要があります。

ただ熱に弱く酸化しやすいので摂る時はぜひ非加熱の状態で

オイルは空気になるべく触れないよう注意して早めに使い切るといいでしょう。

 

オレイン酸の宝庫「オメガ9」

もうひとつの摂りたい脂肪酸オメガ9

オメガ9に多く含まれるオレイン酸

悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラに

腸を活性化させるので便秘解消にも効果があり、女性には嬉しい美肌効果も期待できます◎

オレイン酸を含む代表的なものは何と言ってもオリーブオイルですかね。

オメガ3とは違い加熱調理もOKなオメガ9。

普段使いの油をオリーブオイルなどに変えるだけでも違いが表れるでしょう。

ただ揚げ物などの高温調理には使用しないでください。

150℃以上になると有害な物質に変化してしまう性質があるので注意が必要です。

 

一大ブームを巻き起こしたココナッツオイル

加熱調理の話が出たのでココナッツオイルにも触れておきましょう。

熱に強く酸化しにくいという性質を持っているので、こちらも加熱調理向きと言えます。

ほのかな甘い香りとコクが出るので僕は結構好きなのですが

独特の風味が苦手という方もいらっしゃるかと思うので、 この辺は好みの問題ですかね。

 

現代型の食生活はどうしても肉やジャンクフードなどに偏りがち

オメガ6やトランス脂肪酸の過剰摂取に繋がってしまいます。

今回紹介した オメガ3 オメガ9 を生活に上手に取り入れ、健康的なカラダを目指しましょう◎