美人の共通点、スパイスのある生活②
パート1はこちら
今回はその続きです。
実際スパイスにはどんな効果があるのか
代表的なスパイスを例に効果のほどを紹介していきましょう。
・ペッパー(胡椒)
世界中で最も使われているとされるスパイスの王様です。
日本人にも一番馴染みのあるスパイスかもしれませんね。
食欲を増進させ、消化不良を解消
新陳代謝を活性化させ血液の循環をよくする働きもあります。
・シナモン
八つ橋などにも使用されている独特な香りを放つアレです。
こちらも比較的馴染みのあるスパイスではないでしょうか。
消化器官を活性化させる働きがあり
風邪の予防や防虫・殺菌といった効果もあります。
世界最古の香辛料とも言われていて、ミイラの防腐剤としても用いられているそうです。
・クミン
インド料理、特にカレーには欠かせない香り成分を含んだスパイスがこのクミン。
消化を助け、胃痛・腹痛などにも効果があります。
・カルダモン
その爽やかな芳香から、香りの王様と称されています。
消化を促進させ、体脂肪の燃焼効果も。
インド料理のお店に行くとレジ横に置いてあったりするのを見たことありませんか?
あれはカルダモンに口臭予防の効果があるからなんですよね。
ホールのまま1粒噛むと口の中がリフレッシュしますよ◎
・ターメリック(ウコン)
カレーやピラフといったご飯ものの色付けによく用いられます。
土っぽい独特の香りが特徴的。
高い抗酸化作用で、生薬としても認められているスパイスです。
胃液や胆汁の分泌を促すので、肝機能が活性化
お酒の前にウコンというのはこういった働きから裏付けされたものなんですね。
・チリ(唐辛子)
あのピリッとした辛味の素であるカプサイシンが有名ですよ。
脂肪燃焼作用があるのでダイエットと結びつけてイメージされる方も多いと思います。
その他 血行促進、老廃物を排出するデトックス効果もありと
ただ刺激が強いため 大量に取ると胃が炎症を起こすことがあるので注意が必要です。
・ジンジャー(生姜)
擂り下ろしたり千切りにしたりと、日本では薬味としてよく使われていますよね。
消化促進、殺菌作用、免疫力の向上などが効果として挙げられ
風邪をひいた時などに摂ると内側からパワーがみなぎってきます。
体を温める作用があるので、代謝が上がりダイエットや冷え性の方の強い味方にもなってくれますよ◎
・ナツメグ
独特な甘い香りから料理だけでなくお菓子作りにもよく使われます。
肉の臭みを取る働きがあるので、ハンバーグなどを作る時に入れる方も多いかもしれません。
体を温める効果があり、消化器系の動きを活性化、整腸作用もあります。
・クローブ(丁子)
釘のような形をした花のつぼみを乾燥させたものです。
料理に1粒入れるだけで強烈に香ります。
漢方薬としても使用され、胃腸の働きを高め体を温めてくれます。
歯痛の時にホールのものを噛むと痛みが和らぐといった鎮痛効果も。
スパイスを使ったおすすめの飲みものはコレ!
僕は仕事中によくコレを飲んでいるのですが、ホントに体が温まります。
それは、スパイス白湯
目覚めの1杯として白湯を飲む方もいらっしゃるかと思いますが
その中にスパイスを加えてみてください。
一気には飲めないのでチビチビと飲むのですが
飲み終わる頃には、いや飲んでる途中からもう体がポッカポカ!
作り方は簡単
カップにクミンパウダー、コリアンダーパウダーを2,3振りし
そこに白湯を注ぐだけ。
白湯の効果にスパイスがプラスされホントに温まりますよ◎
シナモンやジンジャーなんかも相性がいいと思います
お好みのスパイスを入れていただいても大丈夫でので、ぜひお試しください◎
このように効果効能のたくさん詰まったスパイスですが
使い方次第では健康被害を起こしかねません。
健康効果を狙ってついたくさん使ってしまいがちですが
過ぎたるは及ばざるが如し
唐辛子のような刺激の強いものもありますし、やはり摂り過ぎは禁物です。
スパイスを使う時は、あくまでも引き立て的な存在として
健康効果を得たいならば ちょっとずつを継続的に。
ぜひこのルールを意識して、スパイスのある彩り豊かな生活を◎